米沢・・・美酒、寒造り
上杉記念館を出て大町にある「東光の酒蔵」へ向かって歩く。
米沢は、古くから豊富な湧水と良質な米に恵まれた町。
雪国の身も凍る厳寒期に仕込む長期低温醗酵による醸造法は、別名「寒造り」とも呼ばれ、えもいわれぬ美酒を生む。
老舗の「小嶋総本店」は慶長2(1577)年創業という由緒ある醸造元。
昔は上杉藩の御用酒屋であり、造り酒屋を見学できるようにと開設されたのが「東光の酒蔵」だ。
原型をほぼ忠実に復元した古い大酒蔵や1棟140坪もある土蔵が保存されている。
酒造資料館を出て、道を1本隔てた「米沢織物歴史資料館」へ。
米沢織もその歴史は古く、名君上杉鷹山が財政再建のため取り組んだVY振興策のひとつで、下級武士に機(はた)を織らせたのが始まり。
資料館には200年の歴史を誇る"いざり機""よこ巻き""座繰り"といった文化財が展示される。