西武百貨店
株式会社西武百貨店(せいぶひゃっかてん、英称:The Seibu Department Stores,Ltd.)は、日本の百貨店の一つ。かつての総合流通グループセゾングループの中核企業。現在は、そごうと共同で設立した持ち株会社ミレニアムリテイリング傘下で、買収防衛策のため、セブン&アイ・ホールディングス傘下にもある。
西武百貨店池袋本店の年間来店客数は東京ディズニーリゾート(約2.6千万人)を上回る7千万人で日本第1位。営業利益率は、単体で4.18%(2006年2月期)と百貨店業界2位。
辻井喬のペンネームを持った小説家でもある堤清二は、日本の百貨店で、最初にパリにオフィスを構え、エルメス、イヴサンローラン、アルマーニなど欧米の高級ブランドをいち早く取り入れ、1970年代中頃には、ヨーロッパの高級DCブランドを次々に導入。1984年にはついに、海外や国内の高級ブランドを一手に取り扱う専門商社「大沢商会」を傘下に収めたことで、事実上、国内高級ブランドのホールセールを独占。ファッションの総合商社『西武』が完成する。
こうして西武は、日本一ブランド力のある百貨店の名を欲しいままにした。
ソニア・リキエル、ミッソーニ、ジャンフランコ・フェレ、ルイフェローなどの日本代理店になり、ケンゾー、イッセイミヤケ、タケオキクチ(メンズビギ)などを最初に導入したのも西武である。
シブヤ西武には、幻のシュップ『カプセル』を設置し、デビュー間もない川久保玲(コム・デ・ギャルソン)、山本寛斎、イッセイミヤケ、タケオキクチら、新手のデザイナーらを後押した。
プライベートブランドの開発でも当時、日本ではまだ無名であったラルフローレンと契約し、メジャーブランドに育てた。
また、時代を先取りし過ぎていたために閉館した『SEED館』の試みは、現在では一般的であるセレクト型編集売場の先駆けでもあった。
ちなみに、エルメス・ジャポンとラルフローレン・ジャパンの筆頭株主は西武百貨店であった。